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1988年(昭和63年)、JR九州初の新型特急車輌として登場。その車輌自体が「ハイパーサルーン」の愛称を持ち、鹿児島本線の特急「有明」や長崎本線の特急「かもめ」として活躍を開始する。また1987年春に国鉄がJRになって以来、最初に登場した特急形車輌でもある。
1994年(平成6年)には、内外装共に大幅なリニューアルを実施。誕生当時は白い先頭部にシルバーの車体が続き、編成を通して赤、もしくは青の帯が巻かれていたが、これによって車輌全体がシルバー一色に。また各所にカラフルなアクセント、ロゴマークが付加され、シックでスマートながら、存在感があるものとなっている。


JR初の特急形車輌であるこの車輌は、国鉄特急のイメージを払拭。シャープに切り込まれた先頭部、シルバーに輝くステンレスの車体は当時とても斬新、かつ個性的なもの。ガラスが広く回り込んだ先頭車輌の良好な前面展望も人気を集め、JR九州の誕生と新しい特急の旅の始まりを強く印象づける。
またそのサービスについても、国鉄特急のイメージを払拭するハイクオリティ。客室乗務員「ハイパーレディ」の乗務、カフェテリアの設置、またグリーン車には液晶モニタが据え付けられ、普通車でもオーディオサービスを楽しめた。


しかしそれらサービスは、1994年のリニューアルなどに伴い中止。また内装とその構造について、ワイドな展望を楽しめる先頭車輌以外、特に派手な要素、奇抜なインテリアなどはなく、基本的には国鉄特急が正常進化した堅実な構造である。
そのほかの大きな特徴として、車輌中央にドアが設置されていることが挙げられる。その両側に客室を配置することで、同じ車輌でも前は自由席で後は指定席といった、柔軟な運用が可能だ。
JR九州では、1988年(昭和63年)にこの「ハイパーサルーン」が誕生したのち、1992年(平成4年)に787系「つばめ」、1995年に883系「ソニック」、2000年には885系「かもめ」といった新型車輌が続々と登場。そのためこの「ハイパーサルーン」は、2005年(平成17年)現在、「かもめ」や「にちりん」など、それら新型車輌の補完的運用が中心。汎用的に活躍している。


またこの783系「ハイパーサルーン」には、博多からハウステンボスへの特急「ハウステンボス」(写真左)、佐世保への特急「みどり」(写真右)用の車輌も登場。専用のデザインを身にまとい、その主力として活躍する。これら編成には中間車への運転台設置工事が実施され、小回りの効く分割・併合を実現。長崎行きの特急「かもめ」+「ハウステンボス」+「みどり」といった3階建て列車も運転されている。
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| 擬人化キーワード (上記文中の赤字部分) | |||||||||||||||||||||||||||
| 「ハイパーサルーン」 / シック / スマート / 存在感 / 国鉄特急のイメージを払拭 / シャープに切り込まれた / 当時とても斬新、かつ個性的 / 良好な前面展望 / 新しい特急の旅 / 特に派手な要素、奇抜なインテリアなどはなく / 国鉄特急が正常進化 / 堅実 / 柔軟な運用が可能 / 汎用的 | |||||||||||||||||||||||||||
| その他所感 | |||||||||||||||||||||||||||
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鉄道擬人化「Rail-G Station」 | 〈製作〉恵知仁 | 2005.04.03 初出